切除後の残膵がんにおける先行膵がんとの分子異常 プロファイル比較から残膵がん発生様式を解明 ~ 効果的な残膵がん診断治療戦略構築を目指して~
2024.7.19 Fri
東京医科大学(学長:林 由起子/東京都新宿区)消化器外科学分野(茨城医療センター消化器外科)鈴木 修司主任教授、東北大学(総長:冨永 悌二/宮城県仙台市)大学院医学系研究科病態病理学分野 古川 徹教授の研究チームが、日本膵臓学会プロジェクト研究として行った膵がん切除後の残膵に発生するがん(残膵がん)の研究において、残膵がんと先行膵がんの分子異常プロファイルを比較することにより残膵がんの発生様式を明らかにすることができました。これにより、膵臓がん治療において、切除後に発生する残膵がんリスクをアセスメントし、効果的なモニタリングができる可能性が示されました。
この研究成果は2024年7月17日に国際外科系雑誌「Annals of Surgery」の電子版に掲載されました。
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