TOHOKU MEDICINE LIFE MAGAZINE

東北大学医療系メディア「ライフ」マガジン

TOHOKU UNIVERSITY SCHOOL of MEDICINE + HOSPITAL

〔いのち)の可能性をみつめる

TOHOKU MEDICINE LIFE MAGAZINE

TOHOKU UNIVERSITY SCHOOL of MEDICINE + HOSPITAL

〔いのち)の可能性をみつめる

ブックレビュー『あいたくて ききたくて 旅にでる』

小野和子 著
PUMPQUAKES、2019年

著者は地縁も血縁もない東北の小さな集落へ向かい、そこに生きる人たちを訪ね歩き、昔の物語を聞かせてほしいと乞う。時に拒絶されたりしながらも、辺境の地で出会うことのできた語り手から語られた昔話を書き記してゆく。記されたその民話の語りにはその土地の言葉がいきいきと息づいていて、まるでその語り手による語りそのままが聞こえてくるようである。

著者は、この自身の営みを、民話の「採集」でも「採話」でもないと言う。また、その「民話」とは「語り手」と切り離せるものではない、とも言う。そして、次のように記している。

だから、「採集」や「採話」という言葉は使いません。そのかわりに「採訪」と言っています。この「採訪」という言葉には、「《聞く》ということは、全身で語ってくださる方のもとへ《訪う》こと」という思いが込められています。そこで語ってくださる方と聞く者が、ときには火花を散らしながら、もう一つの物語の世界へ入ってゆくことにより、深くつながってゆくのです。(本書より)

Text 空豆みきお
Photo 三浦晴子

外科医の手、まなざしの先

口腔健康管理で全身の健康を支え、その重要性と歯科衛生士の役割を伝えたい

超音波検査の上乗せで進行乳がん罹患率低下

伊藤亜紗・愼 允翼
往復書簡(1)

悪性脳腫瘍の治療法開発に貢献を エジプトから目指した研究室で

ひらかれた「東北大学百周年記念会館 川内萩ホール」のシナリオ

「建築といのち」